国内SI業界 216社の規模別分析:特徴・課題・戦略の共通点と違い

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在

データ基準日:2026年10月30日終値(時価総額・株価指標)/売上高・営業利益は各社の直近通期実績。対象は会社四季報の業種分類「システムインテグレーション(SI)」に属する国内上場216社。本稿は投資銀行のIT/テクノロジー・カバレッジの視点で書いた業界分析であり、投資勧誘を目的としたものではない。

目次

要旨

  • 極端な二極構造。216社の時価総額合計は約57.0兆円だが、上位8社(メガ)が82%を占め、時価総額100億円未満のマイクロ層が102社と半数近い。中央値は約126億円にすぎない。
  • 規模とバリュエーションはきれいに比例する。予想PER中央値はメガ23.9倍→準大手19.6倍→中堅14.5倍→小型13.9倍。時価総額/売上高も2.01倍→0.89倍へ下がる。PBR1倍割れは小型・マイクロ層に集中(6/69、19/101)し、中堅以上ではほぼゼロ。
  • 利益率は「規模」より「類型」で決まる。営業利益率の中央値は準大手12.8%、中堅11.6%、小型10.2%とほぼ横ばいだが、マイクロは6.5%に落ちる。上位はパッケージ型(オービック、東計電算、アイル等)とコンサル型SI(シンプレクス、フューチャー)で、下位は機器販売・SES中心の会社。
  • 戦略テーマは共通、手段が違う。全ティアが「上流化・ストック化・AI活用・人材確保」を掲げるが、メガは自社オファリング(Lumada/BluStellar/Uvance)と海外M&A、準大手・中堅は業界特化と買収、小型以下は「売り手」になる(PE・MBO・事業会社への売却)か、ニッチ特化で生き残るかに分かれる。
  • 再編はすでに始まっている。2026年だけで電通総研(伊藤忠、約2,152億円)、フューチャーMBO(約2,175億円)、イーソル(ベイン)、CEホールディングス(NIC)、両毛システムズ(ミツバ・中部電力)など、SI業界一覧に載る会社の非公開化が相次いだ。中堅〜小型の「PBRは1倍超だが成長が鈍い」層が最大の再編対象になる、というのが当方の見立てである。

1. 対象・データ・区分方法

対象は会社四季報オンラインの業種一覧「システムインテグレーション」に載る国内上場216社(2026年10月30日終値の時価総額・予想PER・実績PBR)。この一覧には純粋なSI会社だけでなく、日立製作所(総合電機)、TOPPAN HD(印刷・BPO)、日本オラクル(外資ソフト)、オービック(会計パッケージ直販)、大塚商会・ダイワボウHD・キヤノンMJ(販売・卸)、トランスコスモス(BPO)、さくらインターネット(クラウド)なども含まれる。本稿ではこれらを「隣接業態」として扱い、ティア統計には含めつつ、本文・付録で明示し、主要統計は純SIのみの値も併記した。

売上高・営業利益は四季報一覧に無いため、Yahoo Finance の年次損益データ(各社決算短信・有価証券報告書が元データの二次データ)から直近通期実績を取得した。取得できたのは216社中211社。時価総額300億円以上の会社は全社取得済み。欠損5社は付録で「―」とした。会社予想(今期計画)は横断的に取得できなかったため扱っていない。四季報独自の業績予想・記事本文は使っていない。全数値は si-financials.csv に出典付きで記録している。

区分の定義

ティア時価総額社数うち隣接業態代表例
メガ≥1兆円85日立製作所、NEC、富士通、野村総合研究所、オービック
準大手2,000億〜1兆円135TISI、キヤノンマーケJ、日鉄ソリューション、電通総研、BIPROGY
中堅500〜2,000億円243DTS、システナ、トランスコスモス、テクマトリックス、東計電算
小型100〜500億円695アイネス、アイティフォー、アルファシステムズ、日本システム技術、インテリウェイブ
マイクロ<100億円1020バルテスHLD、クエスト、キーウェアソリュ、データホライゾン、JTP
時価総額は2026/10/30終値ベース。区分の境界は、メガ3社と準大手の間、上場維持基準(グロース100億円)などの節目に合わせた。

類型は次の8つで分けた(当方の判断による分類。一社が複数の性格を持つ場合は主な収益源で判断):メーカー系(日立・NEC・富士通とその系列)、ユーザー系/親会社系(NRI、日鉄ソリューションズ、BIPROGY、電通総研など事業会社・金融機関系)、独立系受託(NSD、DTS、システナ、クレスコなど。SES・受託開発中心の会社を含む)、コンサル型SI(シンプレクス、フューチャー、チェンジHDなど)、パッケージ/SaaS型(オービック、TKC、テクマトリックス、アイルなど)、テスト・QA(SHIFT、バルテス等)、販売系/ディストリビューター(大塚商会、ダイワボウ、JBCC、内田洋行など)。

2. 規模別の全体像(数値)

ティア社数時価総額シェア時価総額(億円)売上高(億円)営業利益率(%)予想PER(倍)実績PBR(倍)時価/売上(倍)PBR<1グロース上場
メガ
≥1兆円
881.9%32,564
(15,590〜63,803)
15,639
(6,823〜35,229)
10.0
(7.0〜16.4)
23.9
(21.6〜26.1)
3.72
(3.01〜6.04)
2.01
(1.66〜4.34)
1/80
準大手
2,000億〜1兆円
1310.1%3,001
(2,546〜5,610)
1,649
(835〜4,337)
12.8
(11.6〜19.3)
19.6
(16.6〜22.7)
2.90
(2.11〜3.32)
2.19
(1.44〜3.05)
0/130
中堅
500〜2,000億円
244.2%807
(659〜1,318)
553
(326〜806)
11.6
(9.8〜20.1)
14.5
(13.1〜16.7)
2.41
(1.55〜3.72)
1.44
(1.19〜2.68)
0/240
小型
100〜500億円
693.0%212
(156〜326)
182
(127〜286)
10.2
(7.8〜14.4)
13.9
(11.3〜19.7)
1.93
(1.27〜2.68)
1.14
(0.79〜1.94)
6/696
マイクロ
<100億円
1020.8%43
(28〜59)
44
(27〜81)
6.5
(1.9〜9.2)
16.1
(11.3〜26.0)
1.50
(1.15〜2.25)
0.89
(0.55〜1.69)
19/10134
各セルは中央値(下段は第1〜第3四分位)。売上・営業利益は直近通期実績(Yahoo Finance)。時価/売上は純有利子負債を調整しない簡易EV/Sales。
ティア(隣接業態を除く)社数予想PER実績PBR営業利益率時価/売上
メガ323.2
(21.8〜25.9)
3.06
(2.96〜6.04)
9.9
(8.5〜10.0)
1.85
(1.82〜3.07)
準大手820.9
(18.6〜23.9)
3.27
(3.06〜5.07)
13.3
(11.9〜17.5)
2.25
(1.89〜3.14)
中堅2114.9
(13.1〜16.6)
2.41
(1.63〜3.69)
13.7
(10.7〜21.0)
1.46
(1.26〜2.66)
小型6414.1
(11.4〜19.4)
1.94
(1.27〜2.67)
10.2
(8.0〜13.2)
1.13
(0.79〜1.73)
マイクロ10216.1
(11.3〜26.0)
1.50
(1.15〜2.25)
6.5
(1.9〜9.2)
0.89
(0.55〜1.69)
メガの純SIは NEC・富士通・NRI の3社。隣接業態を除いても規模とバリュエーションの関係は変わらない。
図1 ティア別の社数(棒)と時価総額シェア(数字)8社メガ時価シェア81.9%13社準大手時価シェア10.1%24社中堅時価シェア4.2%69社小型時価シェア3.0%102社マイクロ時価シェア0.8%
出所:会社四季報オンライン業種一覧(2026/10/30終値)より作成
図2 時価総額と実績PBR(216社)101001,00010,000100,00001.63.24.86.48PBR 1倍時価総額(億円・対数軸)実績PBR(倍)メガ準大手中堅小型マイクロ
出所:会社四季報オンライン業種一覧(2026/10/30終値)。実績PBR(倍)が8倍超は上端に表示。赤字・PER非表示の会社は除外

図2から読み取れるのは、PBR1倍割れが時価総額500億円未満(小型・マイクロ層)にしか存在しない(隣接業態のTOPPANを除く。最大はアルファシステムズの約445億円)ことである。中堅以上のSIは東証の「資本コストや株価を意識した経営」要請の点では既に“合格圏”にあり、市場の関心は1倍割れの是正から「何倍の成長プレミアムを払うか」に移っている。一方、マイクロ層のPBR1倍割れは19/101社で、ここに資本政策上の課題が集中する。

図3 時価総額と今期予想PER(216社)101001,00010,000100,00001020304050時価総額(億円・対数軸)予想PER(倍)メガ準大手中堅小型マイクロ
出所:会社四季報オンライン業種一覧(2026/10/30終値)。予想PER(倍)が50倍超は上端に表示。赤字・PER非表示の会社は除外
図4 類型別の中央値:営業利益率(青)と予想PER(灰)コンサル型SI(8)6.9%19.6倍パッケージ/SaaS型(54)10.8%17.8倍テスト・QA(3)10.3%16.2倍ユーザー系/親会社系(15)8.4%13.6倍メーカー系(10)10.4%13.9倍独立系受託(109)8.5%15.3倍販売系/ディストリ(17)6.8%12.8倍
出所:四季報業種一覧(PER)、Yahoo Finance 年次損益(営業利益率)。類型は当方分類
売上高規模社数営業利益率予想PERPBR時価/売上
5,000億円以上98.6
(6.8〜10.0)
22.0
(20.3〜24.6)
3.06
(2.11〜3.46)
1.59
(1.25〜1.85)
1,000〜5,000億円1312.0
(7.9〜13.9)
17.6
(13.1〜22.7)
2.73
(1.54〜5.05)
1.44
(0.73〜2.31)
300〜1,000億円3310.7
(8.5〜15.0)
14.0
(10.7〜16.6)
1.84
(1.39〜2.68)
1.20
(0.79〜1.50)
100〜300億円629.2
(7.0〜12.5)
13.7
(10.8〜18.1)
1.80
(1.24〜2.55)
1.02
(0.66〜1.67)
100億円未満947.6
(2.0〜11.0)
18.5
(12.1〜30.4)
1.67
(1.21〜2.75)
1.12
(0.74〜2.20)
売上高の取得できた211社。売上100億円未満が過半を占め、この層で利益率とマルチプルが一段下がる。

売上高で切っても結論は同じで、売上高100億円(技術者でおおよそ700〜1,000人規模)が利益率・バリュエーションの最初の段差になっている。採用・育成・営業の固定費を吸収できるか、元請けとして顧客と直接契約できるかの分岐点と考えられる。

3. 類型別のクロス分析

類型メガ準大手中堅小型マイクロ計営業利益率予想PERPBR
コンサル型SI211486.9
(1.6〜21.1)
19.6
(15.1〜41.6)
3.17
(1.44〜3.68)
パッケージ/SaaS型24622205410.8
(7.1〜17.2)
17.8
(13.9〜29.2)
2.13
(1.56〜3.16)
テスト・QA111310.3
(9.0〜11.2)
16.2
(13.2〜21.7)
2.65
(2.27〜4.78)
ユーザー系/親会社系13254158.4
(6.0〜10.3)
13.6
(10.6〜19.4)
1.43
(1.11〜2.71)
メーカー系3161010.4
(10.0〜11.3)
13.9
(10.7〜22.5)
1.99
(1.39〜3.01)
独立系受託1830701098.5
(4.8〜12.0)
15.3
(11.5〜22.1)
1.65
(1.21〜2.42)
販売系/ディストリ22643176.8
(4.5〜9.2)
12.8
(8.1〜17.0)
1.50
(0.88〜1.93)
類型は当方分類(付録参照)。PER・PBR・利益率は中央値。

ポイントは3つある。①コンサル型SIとパッケージ型が最も高いPERを得ている(人月に縛られない値付けが可能なため)。②販売系はPBRが最も低いが、規模は大きく、大塚商会・ダイワボウ・キヤノンMJのように営業キャッシュフローと還元で評価される。③独立系受託は109社と最多で、その大半が小型・マイクロに集まる。多重下請け構造の2次・3次の位置にいる会社が多く、ここが業界再編の主な舞台になる。

4. ティア別の特徴と課題

4.1 メガ(≥1兆円・8社)

NEC・富士通・NRIの純SI3社と、日立・オービック・大塚商会・日本オラクル・TOPPANの隣接5社。売上中央値は約1.6兆円。 予想PER中央値 23.9倍、PBR中央値 3.72倍、営業利益率中央値 10.0%、時価/売上 2.01倍、PBR1倍割れ 1/8社。

特徴

  • 官公庁・金融・社会インフラの基幹系を元請けで押さえ、数万人規模の自社SEと数百社のパートナー網を持つ「多重下請けの頂点」。
  • 自社オファリング(日立Lumada、NEC BluStellar、富士通Uvance)とNRIの金融共同利用型サービスでストック収益の比率を上げ、PER20倍台を正当化している。
  • PBRの中央値3.7倍は成長期待とROE改善(低採算事業の売却・自社株買い)の結果。

課題

  • メインフレーム撤退後の顧客移行(富士通は2030年度にメインフレーム販売終了を表明)と、レガシー移行案件の人員の取り合い。
  • 生成AIで開発工数が減ると人月ベースの売上が目減りするため、成果報酬型・サブスク型への価格体系の切り替えが必要。
  • 海外事業(富士通の欧州、NECのアバロク等)の採算と、のれん償却の負担。

4.2 準大手(2,000億〜1兆円・13社)

TIS、日鉄ソリューションズ、電通総研、BIPROGY、SHIFT、シンプレクス、NSD、フューチャーなど。営業利益率の中央値が全ティアで最も高い(約13%)。 予想PER中央値 19.6倍、PBR中央値 2.90倍、営業利益率中央値 12.8%、時価/売上 2.19倍、PBR1倍割れ 0/13社。

特徴

  • ユーザー系(日鉄ソリューションズ、電通総研、NRIに続く金融系)と独立系大手(TIS、NSD)が中心で、元請け比率が高い。
  • 特定業界(金融、製造、決済)に強く、単価交渉力を持つ。
  • シンプレクス・フューチャーのようなコンサル型SIは利益率20%台でPERも高い。

課題

  • メガとの差別化。業界特化を除くと規模の経済でメガに劣る。
  • 親会社との関係(電通総研の伊藤忠によるTOB、日鉄ソリューションズの日本製鉄比率)。上場子会社に対する少数株主保護の要請が強まっている。
  • 人材獲得競争。初任給・中途給与の上昇を単価に転嫁できるかどうか。

4.3 中堅(500〜2,000億円・24社)

DTS、システナ、テクマトリックス、東計電算、JBCC、クレスコ、三菱総研、シーイーシー、都築電気など24社。PBR1倍割れはゼロ。 予想PER中央値 14.5倍、PBR中央値 2.41倍、営業利益率中央値 11.6%、時価/売上 1.44倍、PBR1倍割れ 0/24社。

特徴

  • 独立系受託・パッケージ型・ユーザー系・販売系が混在する最も多様なティア。
  • PERの中央値14〜15倍は「安定成長・高い配当性向」の評価。パッケージ型(東計電算、アイル、ベース、フィックスターズ)は営業利益率25%以上。
  • ほとんどがプライム上場で、流動性はあるが成長ストーリーが弱い会社は割安に放置されやすい。

課題

  • 規模の中途半端さ。大型案件の元請けには小さく、ニッチに集中するには大きい。
  • DX需要の取り込みと、人月中心のビジネスからの脱却。
  • アクティビストの標的になりやすく(現金が多い・持ち合い株)、資本効率の説明責任を負う。

4.4 小型(100〜500億円・69社)

時価総額100〜500億円の69社。CTS、KSK、システムリサーチ、コア、CEホールディングスなどが該当し、純SIの中央値売上は約180億円。 予想PER中央値 13.9倍、PBR中央値 1.93倍、営業利益率中央値 10.2%、時価/売上 1.14倍、PBR1倍割れ 6/69社。

特徴

  • 独立系受託(30社)とパッケージ型(22社)が二大勢力。地域密着型(地銀・自治体系)やメーカー系の子会社(菱友システムズ、アルファシステムズ等)も多い。
  • 営業利益率の中央値は10%と中堅並み。だが時価/売上は1.1倍で、上位ティアより割安に評価される。
  • PBR1倍割れは6社。

課題

  • 特定顧客(親会社、大手SIからの二次請け)への依存。
  • 時価総額の小ささによる機関投資家の不在と、流動性ディスカウント。
  • 後継者・経営者の高齢化。MBO・PE・事業会社への売却が最も現実的な選択肢になる層。

4.5 マイクロ(<100億円・102社)

時価総額100億円未満の102社。グロース市場上場が34社で、上場維持基準見直しの影響を直接受ける。 予想PER中央値 16.1倍、PBR中央値 1.50倍、営業利益率中央値 6.5%、時価/売上 0.89倍、PBR1倍割れ 19/101社。

特徴

  • 平均的な姿は「売上40億円、従業員300人前後の受託・SES会社」かパッケージの小規模ベンダー。
  • 営業利益率の中央値は約6.5%まで下がり、赤字企業が集中(全体の赤字18社のほとんどがこの層)。
  • PERのばらつきが大きく(第3四分位26倍)、AI・SaaSのテーマ株と低PERの受託会社が混在する。

課題

  • 東証グロース市場の上場維持基準の見直し(上場10年経過後に時価総額100億円以上を求める方向)。該当する会社はM&Aや市場変更の検討を迫られる。
  • 多重下請けの下層で単価の上昇余地が小さく、エンジニアの採用・定着が難しい。
  • 上場コスト(監査、J-SOX、IR)が利益を圧迫。非公開化・売却の合理性が高い。

ティア横断の課題マップ

課題メガ準大手中堅小型マイクロ
人材不足・単価◎ 転嫁できる◎ 転嫁できる○△ 一部転嫁× 採用難
生成AIで人月売上が目減り△ 価格体系の転換で吸収△○ 影響大◎ 影響大◎ 影響最大
レガシー移行(2025年の崖後)◎ 需要の中心◎○ 二次請けで恩恵○△
親会社・特定顧客への依存―◎ 上場子会社問題○◎◎
規模の経済強い中弱い弱いほぼ無し
東証PBR要請・グロース基準ほぼ対応済み対応済み対応済み一部◎ 直撃
◎=影響・関連が大きい、○=中程度、△=限定的、×=対応困難。当方評価

5. 戦略の共通点と違い

中期経営計画や決算説明資料を見ると、ほぼすべての会社が同じキーワード(上流化、ストック化、AI、人材、M&A、還元)を掲げている。違いはどの手段で、どれだけの資金をかけるかである。

テーマメガ準大手・中堅小型・マイクロ
コンサル・上流化コンサル部門を数千人規模で拡張(富士通、NEC、日立)業界特化コンサル(NRI、シンプレクス、フューチャー型)を目指す元請け化・直接取引比率の向上が現実的な目標
オファリング/自社プラットフォームLumada・BluStellar・Uvance を全社の事業モデルに業界プラットフォーム(TISの決済基盤、NRIの金融共同利用)自社パッケージ・SaaSへの選択と集中
ストック型化保守・運用・クラウドで売上の過半運用・BPO・SaaS比率の目標を設定保守契約・SESの長期化
AI活用AIエージェント基盤・自社LLMを提供開発生産性の向上を利益率改善にAIテーマ型の新規事業/生成AIで工数減
M&A/再編海外大型買収と国内子会社の整理国内の中小SI買収(人員獲得)売り手側(PE・MBO・事業会社)
株主還元自社株買い・事業売却配当性向引き上げ・DOE導入増配・優待/非公開化
当方整理

共通点:①人月単価から成果・価値ベースの値付けへの転換を目指す、②人材確保が最大の制約(新卒・中途とも給与水準を引き上げ)、③生成AIを「脅威」ではなく「生産性の源泉」と位置付ける、④資本効率(ROE・PBR)を経営目標に明記する、の4点。

違い:規模が大きいほど「自社で知的財産(オファリング・プラットフォーム)を持ち、人員の稼働に依存しない売上」を目指せる。小さいほど「人を集めて稼働させる」モデルから抜け出しにくく、生成AIで開発生産性が上がると単価×人数の売上が目減りするリスクがそのまま業績に響く。そのため小型以下は「独自パッケージに特化」「大手の傘下に入る」「非公開化して長期で事業転換する」のいずれかを選ぶ局面にある。

6. 投資銀行の視点:再編の見通しとバリュエーション

Kai Notes M&Aデータベースに登録した2026年の国内IT関連ディール20件のうち、SI業界一覧に載る(または載っていた)会社が対象となった主な案件は次の通り。

公表日対象買い手形態金額状況
2026/08/28電通総研(4812)伊藤忠商事(VIC)TOB(非公開化)約2,151.7億円(買付上限)TOB中(〜12/2)
2026/07/29フューチャー(4722)キーウェスト・ネットワーク(金丸氏)MBO(TOB)約2,174.9億円TOB成立・SO手続中
2026/10/30グローバルセキュリティエキスパート(4417)アクセンチュアTOB+自己株式取得約1,081億円(TOB+自己株式取得)TOB開始前
2026/09/01イーソル(4420)ベインキャピタル(BCJ-110)MBO(TOB)約161.7億円TOB成立・SO手続中
2026/08/05CEホールディングス(4320)日本企業成長投資(NIC)TOB(非公開化)約275.1億円TOB成立・SO手続中
2026/05/14両毛システムズ(9691)ミツバ・中部電力共同TOB(非公開化)約181.9億円完了(上場廃止)
2026/10/22サークレイス(5029)ヒルハウス(HHH1合同会社)TOB(非公開化)約90.0億円TOB中(〜12/7)
2026/09/28プロジェクトホールディングス(9246)テクノプロ(ブラックストーン系TX1)TOB(非公開化)約120.3億円(買付上限)TOB中(〜11/11)
2026/08/25Sharing Innovations(4178)Orchestra Holdings株式交換株式対価(約6.3億円・試算)効力発生待ち(11/30)
2026/09/11テクノマセマティカル(3787)アバールデータ金銭対価の株式交換約17.9億円効力発生待ち(12/3)
2026/08/19ボードルア(4413)ベインキャピタルMBO(TOB)約974.9億円TOB成立・SO手続中
2026/09/30ジャパンシステム/JBホールディングス(Blueship)日本コムシス株式取得(子会社化)未開示完了開示未確認
2026/05/21日本情報産業(NII)OQCI(オリックス系ファンド)PEバイアウト未開示取得完了
2026/09/07日本エクサシステム電算株式取得(子会社化)未開示取得完了
出所:Kai Notes M&Aデータベース(各社適時開示に基づく)。状況は同DBの記載時点

この一覧から見える買い手は4種類である。①事業会社・商社(伊藤忠による電通総研、ミツバ・中部電力による両毛システムズ、日本コムシスによるジャパンシステム)、②外資コンサル(アクセンチュアによるGSX)、③PE(ベインのイーソル・ボードルア、NICのCEホールディングス、ヒルハウスのサークレイス、オリックス系のNII)、④創業者MBO(フューチャー)。売り手はいずれも準大手〜小型で、メガ・準大手は国内では「買い手」、小型・マイクロは「売り手」という構図がはっきりしている。

ティア想定される役割主な買い手候補論点
メガ買い手(海外・コンサル・セキュリティ)/上場子会社の整理―国内は人員獲得型の買収、海外は製品・オファリング獲得型。子会社の完全子会社化(親子上場解消)
準大手両方商社、通信、外資コンサル、PE電通総研・フューチャーのような大型非公開化が続く可能性。ユーザー系は親会社との関係見直し
中堅買い手(人員獲得)/被買収候補準大手SI、商社、PE現金を多く持つ会社はMBO・アクティビスト対応の両面
小型被買収候補の中心PE、事業会社、準大手SIプレミアム30〜50%のTOB事例が多い。地域SIは地銀・電力・メーカーとの再編
マイクロ被買収・統合中堅SI、PE(ロールアップ)グロース基準への対応、上場コストの削減、後継者問題
当方見解

バリュエーションの目安:市場ベースの時価/売上(簡易EV/Sales)中央値は、メガ2.01倍、準大手2.19倍、中堅1.44倍、小型1.14倍、マイクロ0.89倍。予想PERは20倍台前半から10倍台前半へ下がる。買収側からみると、小型・マイクロの受託SIは「売上1倍前後・PER十数倍」で人員とプライム顧客を取得できることになり、上位ティアのPERとの差がそのまま買収の経済合理性(マルチプル・アービトラージ)になる。ここに買収プレミアムを乗せても、準大手のマルチプルを下回る場合が多い。

今後12〜24ヶ月の見通し(当方見解):①親子上場の解消(メーカー系・ユーザー系の上場子会社)、②PEによる中小SIのロールアップ、③グロース市場の時価総額基準に対応できないマイクロ層の売却・統合、④外資コンサル・商社による上流人材の獲得、の4つが続くとみる。メガ同士の統合は独禁・顧客基盤の観点から可能性は低い。

7. 投資家への示唆

  • 規模=プレミアムではなく、「人月から離れた売上の比率」がプレミアムを決める。同じティアでもパッケージ型・コンサル型はPERが高い。
  • 中堅・小型の割安株は「再編オプション」込みで評価する。PBR1倍超でもPER十数倍、現金が多い会社はTOB・MBOの候補になりやすい。
  • マイクロ層は二極化。赤字・グロース基準未達の会社と、ニッチで高収益な会社(ヴィッツ、アイビーシー等)を同列に扱わない。
  • 生成AIの影響は「工数減による売上減」と「利益率改善」の綱引き。価格体系を変えられる会社(上位ティア・パッケージ型)が勝ちやすい。
  • 上場子会社は親会社の判断がバリュエーションを左右する。電通総研の例のように、親会社や大株主の動きが株価の最大の材料になる。

8. データ上の注意点

  • 売上高・営業利益は Yahoo Finance の年次損益データ(二次データ)で、会社開示と一部ずれる可能性がある。216社中211社で取得、欠損は GSI, ジオロケテクノ, 日本オーエー研究所, 日本テクノ・ラボ, メディアファイブ。
  • 決算期が異なる(3月期が多数、ほか6・7・8・9・12月期)。直近期(2026年7〜8月期)の数値がまだ反映されておらず、前期実績を使っている会社が35社ある(SHIFTは2025年8月期)。
  • 日立・TOPPAN・オラクル等の隣接業態は、SI事業以外を含む全社数値である。日立の数値はSI事業の評価には使えないため、純SIのみの統計を併記した。
  • 予想PERは四季報一覧に表示された今期予想ベースの値をそのまま使用した(予想の中身は使っていない)。赤字や予想非開示はPER「―」。
  • 類型は当方の判断であり、一社が複数の性格を持つことがある。時価/売上は純有利子負債を調整していない簡易指標。
  • HODL1は営業利益率が極端な値(売上が小さい)のため、中央値には影響しないが図には表示していない。

付録:216社一覧(時価総額順)

216社の一覧を開く(※=隣接業態)
コード・銘柄ティア類型時価総額(億円)予想PERPBR売上高(億円)営業利益率(%)
6501 日立製作所※メガメーカー系231,04124.63.46105,86811.3
6701 NECメガメーカー系66,16623.22.8535,82710.0
6702 富士通メガメーカー系63,01520.33.0635,0309.9
4307 野村総合研究所メガユーザー系/親会社系34,97428.79.018,1477.0
4684 オービック※メガパッケージ/SaaS型30,15534.85.051,35265.7
4768 大塚商会※メガ販売系/ディストリ16,53825.33.9813,2286.8
4716 日本オラクル※メガパッケージ/SaaS型12,74718.911.272,85131.5
7911 TOPPANHLD※メガ販売系/ディストリ12,54022.00.8618,0503.7
3626 TISI準大手パッケージ/SaaS型9,49016.13.175,96512.8
8060 キヤノンマーケJ※準大手販売系/ディストリ8,93320.32.116,7988.6
2327 日鉄ソリューション準大手ユーザー系/親会社系7,56922.72.733,81311.6
4812 電通総研準大手ユーザー系/親会社系5,61030.35.311,64913.9
8056 BIPROGY準大手ユーザー系/親会社系4,88815.22.694,3379.5
3107 ダイワボウHLD※準大手販売系/ディストリ3,36312.81.9313,5093.3
3697 SHIFT準大手テスト・QA3,00127.36.901,29812.0
4373 シンプレクスHLD準大手コンサル型SI2,77222.24.9958724.6
9759 NSD準大手独立系受託2,58219.43.321,17816.2
6436 アマノ※準大手パッケージ/SaaS型2,54617.61.821,76512.8
4483 JMDC※準大手パッケージ/SaaS型2,41534.02.9050520.9
4722 フューチャー準大手コンサル型SI2,31519.63.2276021.3
9746 TKC※準大手パッケージ/SaaS型2,13116.61.9383519.3
9682 DTS中堅独立系受託1,88316.13.091,35212.2
2317 システナ中堅独立系受託1,79716.63.5894416.3
9715 トランスコスモス※中堅販売系/ディストリ1,61211.91.093,9394.2
3762 テクマトリックス中堅パッケージ/SaaS型1,47826.15.0871710.8
4746 東計電算中堅販売系/ディストリ1,46517.02.4320830.1
9889 JBCCHLD中堅販売系/ディストリ1,45724.14.857609.6
3778 さくらインタネット※中堅パッケージ/SaaS型1,27184.83.82353-1.1
8057 内田洋行※中堅販売系/ディストリ1,26412.01.394,2573.7
7595 アルゴグラフィック中堅販売系/ディストリ1,01414.11.8471515.0
3673 ブロードリーフ中堅パッケージ/SaaS型93829.43.452089.9
3636 三菱総合研究所中堅ユーザー系/親会社系85512.91.081,2156.6
4674 クレスコ中堅独立系受託84315.32.4164710.2
4828 ビジネスエンジニア中堅パッケージ/SaaS型77116.64.5924426.2
9692 シーイーシー中堅ユーザー系/親会社系76712.71.5565911.1
8157 都築電気中堅販売系/ディストリ75313.11.541,0377.9
3817 SRAHLD中堅独立系受託72213.11.7353315.5
9928 ミロク情報サービス中堅パッケージ/SaaS型71414.02.0448913.7
3962 チェンジHLD中堅コンサル型SI6689.51.3952821.0
3733 ソフトウェアサービ中堅独立系受託63310.51.4142319.8
3687 フィックスターズ中堅独立系受託59529.66.279626.8
4832 JFEシステムズ中堅メーカー系58713.31.6357411.1
4481 ベース中堅独立系受託58113.73.6921826.4
4687 TDCソフト中堅独立系受託58014.92.4148410.7
3854 アイル中堅パッケージ/SaaS型57016.14.1020926.6
9742 アイネス小型メーカー系49529.11.34366-1.8
4743 アイティフォー小型パッケージ/SaaS型44713.82.1123116.7
4719 アルファシステムズ小型独立系受託44512.20.9840712.1
4323 日本システム技術小型独立系受託43314.72.6832512.0
4847 インテリウェイブ小型独立系受託40626.54.0017212.0
4725 CAC HLD小型ユーザー系/親会社系40615.60.935065.1
4820 EMシステムズ小型パッケージ/SaaS型39719.81.9523715.6
9739 NSW小型メーカー系38710.31.0452410.2
6675 サクサ※小型販売系/ディストリ3612.20.714414.7
8704 トレイダーズHLD※小型販売系/ディストリ3597.31.5613246.6
4709 IDホールディング小型メーカー系35811.92.3539410.5
9629 ピー・シー・エー小型パッケージ/SaaS型34843.51.8115015.4
3798 ULSグループ小型パッケージ/SaaS型34715.12.5616618.4
4685 菱友システムズ小型メーカー系3419.51.5343212.7
4826 CIJ小型パッケージ/SaaS型33418.01.932949.4
3916 デジタルインフォT小型コンサル型SI32815.03.4425512.0
4345 シーティーエス小型独立系受託32812.31.7912726.4
2349 エヌアイデイ小型独立系受託32612.51.1026412.8
9687 KSK小型独立系受託32113.91.6025810.6
3771 システムリサーチ小型独立系受託31410.82.3329111.9
4396 システムサポートH小型メーカー系31314.54.323119.5
3741 セック小型パッケージ/SaaS型30619.13.0311216.8
2359 コア小型メーカー系2979.91.3426514.4
8275 フォーバル※小型販売系/ディストリ29513.41.507155.2
9640 セゾンテクノロジー小型パッケージ/SaaS型29129.12.082197.3
3983 オロ小型パッケージ/SaaS型28813.42.828331.9
9702 アイ・エス・ビー小型独立系受託28715.51.923706.3
2158 FRONTEO※小型パッケージ/SaaS型286191.17.98769.7
4662 フォーカスシステム小型独立系受託27911.31.703578.5
4320 CEホールディング小型独立系受託27830.93.331588.9
3694 オプティム※小型パッケージ/SaaS型25822.62.7311716.8
4053 サンアスタリスク小型独立系受託23216.61.901487.1
3837 アドソル日進小型パッケージ/SaaS型22814.23.3617212.5
3649 ファインデックス小型パッケージ/SaaS型22817.53.696129.3
2334 イオレ小型独立系受託21223.54.751421.5
3835 eBASE小型パッケージ/SaaS型21119.72.895327.2
6199 セラク小型テスト・QA20110.11.8924810.3
3712 情報企画小型独立系受託19916.51.963840.0
9651 日本プロセス小型独立系受託19715.91.6412112.5
4783 NCD小型ユーザー系/親会社系19610.72.403098.5
2307 クロスキャット小型独立系受託18611.62.3717311.6
9709 NCS&A小型独立系受託1869.91.2822512.1
2354 YEデジタル小型独立系受託18311.42.262038.0
3648 AGS小型独立系受託1779.71.072868.6
7352 TWOSTONE小型独立系受託17322.64.511814.5
3992 ニーズウェル小型独立系受託17319.23.2810011.5
4761 さくらケーシーエス小型ユーザー系/親会社系16713.60.802385.9
4420 イーソル小型独立系受託16234.52.601216.7
2335 キューブシステム小型パッケージ/SaaS型16110.81.391858.4
3850 イントラマート小型パッケージ/SaaS型15914.42.521479.4
3800 ユニリタ小型パッケージ/SaaS型15613.91.201237.8
9799 旭情報サービス小型独立系受託15612.81.211659.9
4762 エックスネット小型独立系受託15630.02.415718.0
3997 トレードワークス小型パッケージ/SaaS型15652.06.13515.1
3640 電算小型ユーザー系/親会社系1548.80.9228022.5
7095 マクビープラネット小型独立系受託1507.91.045067.2
9753 IX・ナレッジ小型ユーザー系/親会社系1499.21.142449.1
4813 ACCESS小型パッケージ/SaaS型14623.92.25192-14.0
8023 ダイコウクロステク小型販売系/ディストリ1458.10.994254.5
3776 ブロードBタワー小型パッケージ/SaaS型14429.91.561535.3
3937 UbicomHLD小型独立系受託13212.02.236021.8
6597 HPCシステムズ小型独立系受託13020.94.75799.0
3683 サイバーリンクス小型パッケージ/SaaS型1289.41.2618110.2
4299 ハイマックス小型独立系受託12415.81.081828.6
4284 ソルクシーズ小型独立系受託11511.51.271748.0
3918 PCIソリュション小型独立系受託11110.51.152685.8
4055 ティアンドエスG小型パッケージ/SaaS型11020.42.664118.4
9698 クレオ小型独立系受託10512.81.241468.2
4495 アイキューブドS小型パッケージ/SaaS型10312.93.124426.4
4442 バルテスHLDマイクロテスト・QA9916.22.651197.7
2332 クエストマイクロ独立系受託9711.31.241786.1
3799 キーウェアソリュマイクロ独立系受託9211.41.072275.0
3628 データホライゾンマイクロ独立系受託8934.160.60510.4
2488 JTPマイクロ独立系受託8811.72.12999.7
3804 システム ディマイクロ独立系受託8712.11.625018.6
9867 ソレキアマイクロ販売系/ディストリ866.20.663048.6
4769 ICマイクロユーザー系/親会社系8418.21.231015.1
4430 東海ソフトマイクロパッケージ/SaaS型839.21.1912311.2
9360 鈴与シンワートマイクロユーザー系/親会社系826.91.432078.4
4488 AI insideマイクロパッケージ/SaaS型7821.61.50476.5
2391 プラネットマイクロ独立系受託7721.31.393117.7
4752 昭和システムエンジマイクロ独立系受託7710.51.168711.7
2186 ソーバルマイクロ独立系受託7317.41.51907.4
4012 アクシスマイクロ独立系受託739.11.668110.9
3920 アイビーシーマイクロ独立系受託7116.52.862423.5
2321 ソフトフロントHDマイクロ独立系受託71―4.2510-12.3
4440 ヴィッツマイクロパッケージ/SaaS型7015.42.034937.2
3698 CRIミドルウェアマイクロパッケージ/SaaS型6814.91.533416.1
4450 パワーソリュションマイクロ独立系受託6816.11.81818.8
3671 ソフトマックスマイクロ独立系受託6711.51.696910.7
3727 アプリックスマイクロパッケージ/SaaS型63205.70.9429-2.3
4074 ラキールマイクロパッケージ/SaaS型63―1.57775.8
3940 ノムラシステムCマイクロ独立系受託6011.71.673317.7
4486 ユナイト&グロウマイクロ独立系受託6012.22.443515.9
4491 コンピュータMgtマイクロ独立系受託5911.41.37827.6
3988 SYSHLDマイクロ独立系受託588.81.361415.0
4386 SIGグループマイクロ独立系受託5710.31.911096.9
4845 スカラマイクロユーザー系/親会社系5710.51.15856.1
3766 システムズデザインマイクロ独立系受託5513.21.151006.0
8226 理経マイクロ販売系/ディストリ549.10.881956.3
6836 ぷらっとホームマイクロ独立系受託53107.111.24131.0
3826 システムインテグレマイクロパッケージ/SaaS型5313.21.155610.7
4076 シイエヌエスマイクロ独立系受託527.71.22788.8
3858 ユビキタスAIマイクロ独立系受託52―2.5439-5.1
6888 アクモスマイクロ独立系受託5212.11.47757.0
3625 テックファームHDマイクロ独立系受託5110.21.537110.2
9219 ギックスマイクロコンサル型SI51102.33.13280.9
3839 ODKソリュションマイクロ独立系受託5117.00.84679.1
4437 gooddaysHマイクロ独立系受託507.31.351158.1
3753 フライトソリューマイクロユーザー系/親会社系4920.75.5129-9.4
3965 キャピタルAPマイクロ独立系受託499.31.27975.5
7527 システムソフトマイクロ独立系受託4927.10.9214-36.0
4728 トーセマイクロ独立系受託4917.30.696610.4
7357 ジオコードマイクロ独立系受託4843.54.2919-0.4
4172 Hiクラテスマイクロ独立系受託489.61.082422.8
4428 シノプスマイクロ独立系受託4416.42.302015.2
4476 AI CROSSマイクロパッケージ/SaaS型4412.21.95428.9
6580 ライトアップマイクロ独立系受託4412.41.213513.3
5255 モンスターラボマイクロ独立系受託4330.4―78-2.4
3816 大和コンピューターマイクロパッケージ/SaaS型4321.60.76328.0
7351 グッドパッチマイクロ独立系受託4310.70.915111.0
4492 ゼネテックマイクロ独立系受託4311.61.631107.5
4174 アピリッツマイクロ独立系受託4219.22.25100-3.1
3744 サイオスマイクロパッケージ/SaaS型4211.32.151912.1
2493 イーサポートリンクマイクロ独立系受託41―1.12652.2
3842 ネクストジェンマイクロ独立系受託4111.81.64437.7
4052 フィーチャマイクロ独立系受託4190.25.5857.6
4829 日本エンタープライマイクロ独立系受託3946.40.85451.8
4394 エクスモーションマイクロ独立系受託3926.02.301413.7
4422 VALUENEXマイクロパッケージ/SaaS型3819.14.447-10.6
7361 ヒュマンクリHLDマイクロ独立系受託38―2.13898.7
3719 AIストームマイクロ独立系受託3721.81.112710.4
4391 ロジザードマイクロパッケージ/SaaS型3612.11.462416.6
4178 シェアリングイノベマイクロパッケージ/SaaS型3654.82.12452.3
3974 SCATマイクロ独立系受託3558.71.02267.4
3622 ネットイヤーGマイクロ独立系受託3414.31.28379.0
3747 インタートレードマイクロ独立系受託3442.12.7418-0.5
4429 リックソフトマイクロパッケージ/SaaS型3212.40.911093.5
3627 テクミラHLDマイクロ独立系受託3120.80.491040.7
3987 エコモットマイクロコンサル型SI3161.04.41301.7
9685 KYCOMHLDマイクロ独立系受託306.80.57728.3
4736 日本ラッドマイクロ独立系受託3018.50.86414.1
3996 サインポストマイクロ独立系受託3021.31.50313.1
4198 テンダマイクロ独立系受託2834.91.16513.2
3913 GreenBeeマイクロ独立系受託2813.32.001017.2
4421 ディアイシステムマイクロ独立系受託2810.61.55724.9
5579 GSIマイクロパッケージ/SaaS型2610.91.07――
4335 IPSHLDマイクロ独立系受託259.41.31389.8
2351 ASJマイクロ独立系受託2524.80.83274.8
3986 bブレイクシステムマイクロ独立系受託2320.81.27149.0
4016 MITHLDマイクロ独立系受託2220.32.75513.3
4814 ネクストウェアマイクロ独立系受託21205.03.0629-9.8
4444 インフォネットGマイクロ独立系受託2130.21.75212.6
4388 エーアイマイクロ独立系受託2135.00.93195.4
4020 ビートレンドマイクロ独立系受託21―3.1912-7.1
3985 テモナマイクロパッケージ/SaaS型20104.72.72188.5
4166 かっこマイクロパッケージ/SaaS型20―3.188-16.3
3670 協立情報通信マイクロ販売系/ディストリ195.80.79519.2
3908 コラボスマイクロ独立系受託1938.01.31174.4
9240 デリバリーコンサルマイクロコンサル型SI1815.21.46271.9
3803 イメージ情報開発マイクロ独立系受託18177.32.947-24.0
4170 KaizenPFマイクロ独立系受託1886.70.61440.7
4370 モビルスマイクロパッケージ/SaaS型1844.51.27194.9
3910 エムケイシステムマイクロパッケージ/SaaS型179.01.91337.6
4018 ジオロケテクノマイクロパッケージ/SaaS型16163.53.08――
4069 BlueMemeマイクロコンサル型SI16―0.60331.4
2345 HODL1マイクロ独立系受託15―21.460-1,844.3
7093 アディッシュマイクロ独立系受託1322.42.30370.1
5241 日本オーエー研究所マイクロ独立系受託1212.01.58――
3849 日本テクノ・ラボマイクロ独立系受託129.20.87――
3824 メディアファイブマイクロ独立系受託716.41.69――
時価総額・PER・PBR:会社四季報オンライン(2026/10/30終値)。売上高・営業利益率:Yahoo Finance 直近通期実績。類型:当方分類

免責事項

本レポートは情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません(投資助言ではありません)。掲載データは公開情報に基づきますが、正確性・完全性を保証しません。【当方見解】と記した部分は筆者の分析・解釈です。投資判断はご自身の責任で行ってください。

出典一覧

〔1〕 会社四季報オンライン 業種別一覧「システムインテグレーション」(国内上場216社、2026/10/30終値の時価総額・予想PER・実績PBRのみ使用) https://shikiho.toyokeizai.net/

〔2〕 Yahoo Finance 年次損益データ(各社 .T ティッカー、2026/10/31取得、二次データ) https://finance.yahoo.com/

〔3〕 各社 決算短信・有価証券報告書(TDnet/EDINET。上記二次データの元データ) https://www.release.tdnet.info/

〔4〕 Kai Notes M&Aデータベース(2026年 国内IT関連ディール20件) https://ykgoforit.com/(各案件記事へのリンクは本文の表に記載)

〔5〕 日本取引所グループ「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」、グロース市場の上場維持基準の見直し https://www.jpx.co.jp/

〔6〕 経済産業省「DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開~」 https://www.meti.go.jp/

〔7〕 本サイト「Lumada・BluStellar・Uvance 比較レポート」「日本ITサービス業界分析レポート(2026年10月)」

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